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B4サイズの寸法、用途は?サイズ選びの基準もご紹介

B4サイズの寸法、用途は?サイズ選びの基準もご紹介

B4サイズとは、257mm×364mmのサイズを指します。B5の2倍、B3の1/2の大きさで、日本独自の「B判」規格のひとつです。主な用途として新聞折込チラシの定番サイズとして身の回りで多く見られます。本記事ではB4サイズの寸法や用途、郵送方法の紹介や印刷物としてのメリットを解説します。

B4サイズ(257mm×364mm)の寸法・面積

〈B4サイズの詳細情報〉

B4サイズの寸法、257mm×364mmのイメージB4サイズの寸法、257mm×364mmのイメージ
寸法
  • 横257mm×縦364mm(25.7cm×36.4cm)
  • 横約10.12inch×縦約14.33inch(インチ)
  • 横3,541ピクセル×縦5,015ピクセル(350dpi設定時)
対角線の寸法約445.6mm
面積93,548mm2(935.5cm2
郵便封筒の
適合サイズ
  • B4サイズが折らずに入る:角0封筒、角1封筒以上
  • B4サイズが横二つ折で入る:角4封筒、角3封筒以上
  • B4サイズが横三つ折で入る:長1封筒以上

【 B4とは、何を表した表記なのか? 】

B4(257mm×364mm)の「B」は、日本独自の判型を表す記号です。
B判のもとになったのは、面積が1.5平方メートルのルート長方形(縦横比率が1:√2の長方形)です。そのルート長方形のサイズが「B0」と定められました。B0を半分に切ったものがB1、さらに半分に切っていくとB2、B3と、表記の数が増えていきます。B4はB0を4回、半分に切ったものであり、面積はB0の16分の1です。

〈B判サイズ〉

B判サイズ比較とB4サイズ

B4サイズの用途

B4サイズの新聞折込チラシやパンフレット、カタログのイメージ

B4サイズで代表的なものは新聞折込チラシです。一般的な新聞を二つ折りした大きさ(273mm×406mm)にすっぽりと収まるため、多くの折込チラシはB4サイズで作成されています。
また、B4サイズを二つ折りすると郵便受けに収まるB5サイズとなるため、ポスティングチラシのサイズとして採用されることもあります。

その他、B4サイズはパンフレットやカタログなどの冊子にも採用されることがあります。一般的な冊子サイズ(A4やB5)に比べて見かけることは少ないですが、写真を大きく載せたカタログや美術書など、サイズ感を活かした用途に用いられます。

他にも400字詰めの原稿用紙や賞状もB4サイズが採用されています。

〈B4サイズの主な用途〉

  • 新聞折込チラシ、ポスティングチラシ(二つ折)
  • 大きめのカタログ、パンフレット、美術書
  • 原稿用紙
  • 賞状 など

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B4サイズの郵便封筒適合サイズ

B4サイズ(257mm×364mm)を折らずに郵送する場合は、角1封筒(270mm×382mm)または角0封筒(287mm×382mm)を用います。ただし角1封筒は幅がやや狭く、厚みのある印刷物を送りたい場合は角0封筒の方が余裕をもって封緘できます。

B4サイズを折り畳んで送る場合、横に二つ折すると角4封筒(197mm×267mm)や角3封筒(216mm×277mm)に収まります。また、横に三つ折りすると長1封筒(142mm×332mm)にぴったり入り、よりコンパクトになります。

郵便料金に関しては、上記で紹介した封筒サイズはいずれも定形外郵便物扱いとなります。
なお、定型郵便扱いで、事務用封筒としてよく使われる長3封筒(120mm×235mm)を用いる場合は、横に二つ折にしたあと、さらに三つ折にすれば封入可能です。ただし厚みのある印刷物や枚数が多い場合には不向きです。

B4サイズと角1封筒のイメージ

定形外郵便物(規格外)

B4二つ折サイズと角4封筒のイメージ

定形外郵便物(規格内)

〈B4サイズを折らずに送付〉

  • 角1封筒(270mm×382mm)
  • 角0封筒(287mm×382mm)

〈B4サイズを折り畳んで送付〉

  • B4横二つ折:角4封筒(197mm×267mm)、角3封筒(216mm×277mm)
  • B4横三つ折:長1封筒(142mm×332mm)
  • B4横二つ折、さらに横三つ折:長3封筒(120mm×235mm)[定型郵便]

B4サイズとほかのサイズの違いは?

B4に近いサイズには、A3(297mm×420mm)、A4(210mm×297mm)があります。B4サイズよりひと回り大きいA3はメニュー表や選挙用のポスターに、B4サイズよりひと回り小さいA4はビジネス文書やコピー用紙、冊子の定番サイズとして身の回りに多く見られます。

また、B4サイズは冊子やプリント類の定番サイズであるB5(182mm×257mm)サイズのちょうど2倍の大きさであるため、覚えておくと便利です。

B4サイズとA3、A4との比較イメージ

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A判、B判の違い

AやBと数字の組み合わせは用紙の規格を表しており、日本には「A判」と「B判」の2種類があります。A判は国際規格、B判は日本独自の規格です。
A判とB判が日本で制定されたのは1929年。2つの規格を採用したのは主に雑誌で利用された「菊判」、書籍に利用された「四六判」をもとに用紙サイズの規格化を進めたことに由来します。
雑誌の菊判は、A5に近いサイズだったことから、国際規格のA判が用紙の規格として採用されました。一方、書籍の四六判はA判にはあてはまらず、日本独自の規格としてB判を設けたのです。

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