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セミナーチラシの作り方|集客効果を高める方法は?

セミナーチラシの作り方|集客効果を高める方法は?

セミナーを開催するにあたって、重要な課題となるのが「集客」です。セミナー情報を多くの人に伝え、参加を促すためにチラシを作成するケースは少なくありませんが、チラシをどのように作ればいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、チラシにはどんな情報を掲載し、どうデザインするべきなのか、集客効果のあるチラシの作り方を解説します。

セミナーのチラシを作るメリット

初めに、セミナーのチラシを作るメリットを確認しておきましょう。チラシを作成することで、下記に挙げる3つのメリットが得られます。

〈セミナーのチラシを作るメリット〉

  • ターゲットにピンポイントで情報を伝えられる
  • セミナーのイメージをわかりやすく伝えられる
  • 詳細な情報を記載できる

【 ターゲットにピンポイントで情報を伝えられる 】

必要な情報をターゲットにピンポイントで伝えられるのが、チラシを作成する大きなメリットです。セミナーに対して潜在的にニーズのある方にチラシを届けることで、セミナーへの参加を促すことができます。
昨今はコロナ禍の影響により、人々の在宅率が高まっています。配布先の地域を絞った上でのポスティングや、関連イベントでの配布、公共施設に設置してもらうなど、情報を直接届けられるチラシは、着実にターゲットの目にとまる点がメリットです。また、高齢者など、ターゲットによってはウェブだけの告知よりも優れたメディアになることもあります。

チラシの効果や集客率をアップさせるコツについては、下記の記事もぜひ参考にしてください。

【 セミナーのイメージをわかりやすく伝えられる 】

チラシは、人の視覚に訴える効果を持つ広告です。重要な情報や、より強く訴求したい要素を、色やフォントサイズといったデザインの装飾によって視覚的に伝えられるメリットがあります。
また、過去に開催したセミナーの様子を、チラシで見てもらうことも可能です。チラシにセミナーの写真を掲載すれば、セミナー当日のイメージもわかりやすく伝えられ、セミナーが身近に感じられるでしょう。

【 詳細な情報を記載できる 】

セミナーの告知には、紙のチラシ以外にウェブ広告を用いる方法があります。ウェブ広告には即時性があり、情報をいち早く届けられる反面、流し読みされやすく情報の詳細が伝わりきらないのが弱点です。
チラシは実際に手に取って読むため、その存在感で情報を印象深く伝えることができます。ターゲットは受け取ったチラシを手元に保管できるので、スマホやタブレット、PCといったデバイスが無い環境でもセミナーの場所などの情報を確認できる点もメリットです。

詳細な情報を記載できるイメージ

セミナーのチラシに掲載すべき3つの要素

チラシの作成が決まったら、まずは掲載する情報を整理しましょう。セミナーチラシでは以下の3つの視点で載せるべき要素を決めていきます。

【 誰のためのセミナーか 】

チラシには、誰のためのセミナーかがひと目でわかるよう、ターゲットを明記することが大切です。まずはセミナーに参加してほしい人の年齢や性別、職業、生活スタイル、価値観などを具体的に決めてください。

〈 投資セミナーのターゲット例 〉

悪い例
投資に興味のある社会人。
良い例
投資に興味を持ち始めた20代の会社員男性。将来に備えて積極的に情報を収集しておきたい人。

〈 ライフプランセミナーターゲット例 〉

悪い例
子育て中の夫婦。
良い例
幼稚園児の子供がいる30代夫婦。郊外に住まいを購入済み。子供は私立校に通わせる予定。

上記の例のように、チラシを作成する際は「具体的な人物像」をイメージし、ターゲットを明確にすることが大切です。ターゲットが定まっていないと、キャッチコピーの言い回しやデザインの方向性を決める際に指針がない状態になってしまいます。
人物像がイメージできたら、その人物に対してセミナーを訴求するキャッチコピーを考えましょう。その人が興味を持つフレーズを取り入れ、セミナーを自分事と捉えてもらうのがポイントです。

ターゲットの絞り込み方・キャッチコピーの決め方については、下記の記事もぜひ参考にしてください。

【 何のためのセミナーか 】

ターゲットがセミナーを受講して、どのようなメリットが得られるのかを、チラシに明記しましょう。自分でも調べられる一般的な情報ではなく、そのセミナーでしか得られない特別な情報があると伝えることが重要です。

〈 参加メリットを伝えるコピーの例 〉

  • 投資入門書10冊分の知識が3時間で得られる!
  • メディアではいえない「FPの本音」が聞ける!

また、プログラムの内容や具体的な成果など、セミナーの特色を伝える工夫も必要です。ほかのセミナーにはない独自性があることがわかれば、ターゲットは参加するメリットをより実感しやすくなります。

〈 セミナーの特色を伝えるコピーの例 〉

  • 独自のワークショップ形式で実践力が身につくプログラムを用意
  • ◯◯社が売上◯◯%増を達成したノウハウを特別提供!

【 行動させるきっかけは何か 】

自分にとって有益なセミナーだと理解しても、実際に受講するとなると、そこで多くの人は二の足を踏みがちです。
そこで、受講を検討し始めている人の不安や迷いを払拭するオファー、つまり行動するきっかけを用意し、「最後の一押し」をしましょう。

〈 ユーザーの行動を阻む要因と、それを払拭するオファー例 〉

  • 価格が高い:早期割引、参加特典、返金保証情報などを掲載
  • 信用できない:講師の魅力的なプロフィール、過去の受講者の声、開催実績などを掲載
  • 営業をしてこないか心配:「営業はいたしません」と明記

チラシのデザインや情報の見せ方を整理する

セミナーのチラシに含めるべき要素がそろったら、いよいよ全体のデザインや、記載すべき情報を考えていきます。チラシのデザインや記載情報には、重要なポイントが3つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

【 ターゲットを意識したデザイン 】

チラシのデザインを決める際には、ターゲットを意識することが重要です。掲載する画像や使用するフォント、文字や背景の色合いを、ターゲットの年齢層・価値観・生活スタイルに合わせてください。

例えば、ターゲットがビジネスに対する意識が高い20代男性であれば、シンプルで信頼を得られるデザインが適しています。配色は青・水色・紫などの寒色系をメインカラーで構成し、色数を抑えて落ち着いた雰囲気にしたほうがいいでしょう。

ターゲットがビジネスに対する意識が高い20代男性のチラシイメージ

ターゲットが未就学児の子育て世代の夫婦の場合、子供とのふれ合いや家族の温もりが伝わる赤・オレンジなどの暖色系を配色に用います。文字をデザインする際には、手書き風のフォントを使ったり、イラストのカットを入れたりするのも親しみやすさを感じてもらう上で効果的です。
チラシは、配色やデザイン全体の方針を定め、使用するメインカラーを1つ決めておくと、全体の雰囲気に統一感が出ます。

ターゲットが未就学児の子育て世代の夫婦のチラシイメージ

【 情報の優先順位 】

チラシには、掲載したい情報が数多くあると思いますが、情報を詰め込みすぎないことが大切です。チラシを手にした人は、チラシ紙面の左上から右下へ視線を移動させていくので、優先度の高い情報から順に左上から右下へと配置することを心がけてください。

チラシの上部は、掲載情報に目を通してもらえるかどうかを決定付ける重要な部分です。セミナー全体のキャッチコピー、サブタイトル、イメージ画像を配置し、見る人の興味を惹きつけましょう。

チラシの中央部にはセミナー内容や参加するメリット、セミナーの開催日程・場所・アクセス情報といった概要を掲載します。この部分は、セミナーに関心を持った人がじっくり読む場所ですので、文字の分量が多くなることを危惧するより、内容の充実を心がけましょう。

チラシの下部には講師プロフィールや申込方法・特典などを掲載します。ほかのセミナーにはない独自性のある情報を掲載し、具体的な行動(セミナー申込み)を促します。

情報の優先順位イメージ

あくまで一例です。構成要素に合わせてアレンジしてください。

【 詳細な申込方法 】

ターゲットがチラシを見て「セミナーにぜひ参加してみたい」と感じたとしても、申込方法がわかりにくいと参加意欲を失うこともあります。
申込方法は詳細に、具体的な手順を記載することが大切です。ウェブサイトの申込みフォームに誘導する場合は、QRコードやURLを掲載します。申込みを電話で受け付けるのであれば、電話番号と受付時間を記載しましょう。

セミナーのチラシづくりは、プロの手を借りると効率的で確実

チラシは、古くからある広告手法のひとつですが、視覚に訴える上で現在でも効果的な販促ツールと言えます。今回の記事を参考に効果的なチラシを作成し、セミナー集客に役立ててください。

セミナーのチラシ作りが難しいと感じた方は、チラシのテンプレートを活用するのもひとつの方法です。グラフィックでは、プロのデザイナーが作成したチラシの無料デザインテンプレートを目的別にご用意しています。ブラウザ上で作成したチラシをそのまま注文することもできますので、ぜひご活用ください。

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