ポストカードのサイズ一覧｜用途の解説と作成時の注意点

【 ポストカード・通常の郵便はがき：100mm×148mm 】

一般的なポストカード（私製はがき）や、郵便はがき（郵便局で販売されている通常はがき、官製はがき）のサイズは100mm×148mmです。
年賀状などの各種挨拶状や商用ダイレクトメール、ノベルティなど、一般的に「はがき」と呼ばれているものの多くがこのサイズであり、日常的になじみのある規格です。

100mm×148mmサイズは107mm×154mmまでの「第二種郵便物」の規定サイズに収まるため、はがきとして比較的安価な料金で郵送することができます。
なお、自身で作ったポストカードを第二種郵便物として郵送したい場合は、サイズ以外にも表記やデザインの規定があるため必ず確認しておきましょう。
ポストカードを自作する際の注意点

【 往復はがき：200mm×148mm 】

往復はがきとは、「往信用はがき」「返信用はがき」が横つなぎになっている郵便はがきのことを指します。そのため往復はがきのサイズは通常はがき2枚分となる200mm×148mmです。
往復はがきの発送時には往信用はがきの宛名が表になるよう二つ折りし、返信時には切り離して「返信用はがき」のみを送る仕組みになっています。

往復はがきの利用シーンとしては、出欠確認を行うのが通例となっている、結婚式や同窓会などの招待状が代表的です。
なお、郵送時に予め返信用はがきに必要事項を記載しておくと、往復はがきを受け取った相手は最小限の記入やサインをするだけで済むため、返信の手間を省くことができます。

【 大判はがき：120mm×235mm 】

通常のはがきサイズより一回り大きい120mm×235mmサイズは大判はがきと呼ばれます。
大判はがきは、封書の長3（長形3号）のサイズとほぼ同じなため、第一種郵便物扱いになります。
通常のはがきよりも多くの情報を載せられることがメリットで、ダイレクトメール等によく用いられます。また、他のはがきに埋もれず目立つサイズであることも利点の一つです。

【 A4はがき：210mm×297mm 】

その他、A4サイズ（210mm×297mm）のカードをはがきとして用いることもあります。
こちらは定形外郵便扱いとなり、大判はがきよりも郵送料金が高くなるものの、載せられる情報が更に多いのがメリットです。DMであれば商品やサービスの詳細まで載せることができます。
一方で持ち運びには不向きなため、クーポンを付ける場合は切り取りできるようにするなど一工夫すると良いでしょう。