Re: データ変換の件
新里 清 さま
gr@phic掲示板へようこそ!
この度はご利用いただきありがとうございます。
ただ、今回ジャストシステムの「花子」をご利用になってのデータ入稿で
思惑とは違う結果とのことにつきまして、
ご満足いただけなかったとのことで、当社としても残念に思うところです。
少し長くなりますが、以下、ご質問につきまして、
順次お答えさせていただきます。
> よりよい印刷結果をだすためにはデータ変換をせず、直接
> イラストCS3(アドビ)にて作成したほうがよいのですか。
当社では仰せの「花子」や同じジャストシステムの「一太郎」のほかに
マイクロソフトのOfficeシリーズなどのビジネスソフトなど、
さまざまなアプリケーションについて印刷対応させて頂いております。
ただ、これらアプリケーションは、印刷にもっとも影響を与えるカラーモードを含めて
開発当初から商業印刷を行うことを念頭に開発されてはおりませんので、
印刷出力を行う際にはそれに適したデータに変換しないと印刷工程に入ることが出来ません。
「花子」を含めたビジネス系ソフトウェアのデータにつきましては
「ポストスクリプト」と呼ばれる記述により構成されていないため、
データを印刷出力を行う演算装置にて解析処理するためには、
ポストスクリプト記述のデータに変換せざるを得ません。
変換処理につきましては専用ソフトウェアにより行いますが、
例えば、罫線ひとつにおいても「花子」の形式による独自のフォーマットの記述と
ポストスクリプトにおける記述は異なるため、
「花子」上で表現されているものを変換処理した際に、大体において再現することは可能ですが、
完全に合致した状態で再現するというのはかなり困難であるというのが実状です。
新しいソフトウェアの習得は、長年慣れ親しんだソフトを離れることにもなると思います。
言わば手になじんだ道具を持ち替えることにもなってくるかと思いますので、
新たに習得するためにはそれなりの労力が必要となってきます。
ただ、その場面に応じて最適な道具や方法があるのと同じく、
印刷においてもより適した道具(ソフトウェア)が存在します。
それが印刷出力には古くから用いられている
イラストレータやフォトショップ、インデザインなどの
いわゆるDTPアプリケーションということになってくるかと思います。
仰せのようによりよい印刷結果をお求めになる場合の
ひとつの大きな選択肢となりますことをご理解頂ければ幸いでございます。
> また、印刷時のコート***の選択も関係するのでか。
> 次の機会にはぜひ今回の経験をいかしたいとおもいます。
> ぜひ、ご指導お願いします。
印刷が紙に展開される以上、仕上がりの風合いは紙に左右される部分が多くございます。
同じ印刷を行っても、例えばコート紙と上質紙とでは仕上がりが全然変わってきます。
お客さまといたしましても印刷結果がきっと気になるところかとは思われますので、
当社では使用しているほぼ全ての紙種につきまして、印刷サンプルとして
ご請求いただいた皆さまには無料にてお送りさせていただいております。
当社としても是非印刷サンプルを一度手に取ってご覧いただき、
印刷結果はもちろんのこと、紙の手触りや風合いなども感じていただき、
印刷をご注文いただく際のご参考としてお役に立てていただきたく思っております。
是非印刷サンプルをご請求ください。
【資料請求】
http://www.graphic.jp/material/index.html
【当社取扱い用紙対応状況】
http://www.graphic.jp/technical/yousi_top.html
また、紙の種類につきましては当社のオフィシャルブログでも
詳しく取り上げさせていただいております。
恥ずかしながらすべて私が調べて書いたものなのですが、
サンプルを手に取ってブログもご覧いただくことできっとご理解も深まると思います。
サンプルが到着した折には、併せてご覧いただければ幸いでござます。
【店長ブログ 紙のはなし】
http://blog.graphic.jp/cat6/list.html
> また、部数を印刷するまえに
> 実際の印刷結果を知ることはできるのですか。
> (ファイルjpg以外で)
今回の花子を含めたデータの変換を必要とするソフトウェアにつきましては、
変換後の仕上がり見本としてjpeg画像をご覧いただいてから次の工程に進んでおりますが、
例えば紙で仕上がりをご覧になる『プリンタ・カラープルーフ』という商品も
印刷のオプションとしてご用意しておりますので、
実際に印刷出力する前に色味をご確認いただく、
いわゆる「色校正」としてご利用頂くことも可能です。
こちらはカラーレーザプリンタからの出力ではございますが、
実際弊社で使用している商業印刷出力用のRIPにて演算したデータを使用し、
弊社で使用している印刷機とカラーマッチング処理を行っておりますので、
印刷方式の違いこそあれ、ほぼ同じ色味でご確認頂けるかと存じます。
価格的にも従来の色校正と異なり、A3ノビサイズで1枚500円と
大変リーズナブルかと存じますので、
ご家庭のプリンタで出力されるよりも、より確実にご確認頂けるかとぞんじます。
次回ご利用の際には、是非ともご検討くださいませ。
【プリンタカラープルーフについて】
http://www.graphic.jp/lineup/proof.html
当社としてもご利用いただく皆さまが高い品質のオフセット印刷を
よりご満足いただける仕上がりにてお受けとりいただけることを
切に願うところでございます。
長いご返答となりましたことをお詫び申し上げます。
次回のご利用の際にご参考になれば幸いでございます。
これからもgr@phicをよろしくお願い申し上げますm(__)m