名刺のデザインでやってはいけないことは?成功のポイントを紹介

名刺のデザインには、基本ルールと押さえるべきポイントがあります。一方で、やってしまいがちな失敗例も多く、ビジネスシーンにふさわしくない名刺になってしまったり、場合によっては企業ブランドを損ねてしまう場合もあります。
そこで本記事では、名刺のデザインでやってはいけない例をいくつか挙げ、名刺を適切に仕上げるための基本ルールを解説します。
名刺のデザインでやってはいけないこと
早速名刺でよくある失敗例を見ていきましょう。
【 情報の詰め込みすぎ 】
名刺にたくさんの情報を詰め込んでしまうのは、名刺デザインでよくある失敗例です。情報が多すぎると重要な要素を把握しづらく、受け取った相手に負担をかけてしまいます。また、デザイン的にも余白のない名刺はあまり美しいとは言えません。
まずは名刺の目的を考えて、掲載する情報は最低限に絞り込みましょう。
【 色が奇抜・色数が多すぎる 】
原色や蛍光色などの奇抜な配色は視認性が低くなる原因となるため、名刺のデザインでは避けたほうが良いでしょう。業種・職種によってはポップすぎる色を使うと、誠実さや信頼感に欠けると見なされかねません。
また、使用する色数が多すぎるとデザイン全体の調和が取りにくくなります。色数が増えると受け取った相手の視線が分散してしまい、情報の優先順位が伝わりにくくなることや、雑然とした印象を与えてしまう可能性があります。そのため、色数は全体のバランスを考慮して絞り込み、必要最小限に抑えるのが効果的です。
【 背景のベタ塗りや過剰な装飾 】
名刺の背景には、情報の視認性を損ねるような柄やベタ塗り、画像を用いることは避けた方が良いでしょう。また、背景色は印刷時のトラブルにも繋がりやすく、「塗り足し」がなく背景が切れてしまったり、グラデーションがギザギザになってしまうなどのリスクを高めます。
名刺は基本的に白を基調としたものをベースにし、装飾は意味あるものだけに絞るのが良いでしょう。
【 フォントの種類やサイズが不適切 】
業種・職種に対してカジュアルすぎるフォントは、ビジネスシーンには不適切です。袋文字や斜体なども可読性や視認性が下がるため、名刺のデザインには不向きといえます。
また、フォントサイズはどの年代でも読めるよう、ある程度のサイズ(最低でも6ポイント)を確保しましょう。
【 誤った用紙選択や印刷方法 】
名刺としては薄すぎる用紙や、写真紙のような光沢が強すぎる用紙は名刺の印象を大きく損ないます。コンビニや一般的なオフィス・家庭用プリンターでの印刷では用紙のみならず、印刷仕上がりのクオリティも低くなりがちなため、ビジネス名刺にはおすすめしません。
【 不鮮明なロゴ 】
自社のブランドの「顔」ともいえるロゴの存在は、きわめて重要です。不鮮明だったり、粗い解像度のロゴは、場合によっては企業のイメージを悪化させる可能性があります。ロゴを配置する際には、画像の解像度や配置サイズが適切であるかを十分に確認しましょう。
名刺デザインを成功させるポイント
よくある失敗例を踏まえ、ここからは名刺デザインで押さえるべきポイントを解説していきます。
【 名刺の目的を明確にする 】
まずは「この名刺で、誰に対して何を伝えるのか」を考えながら、デザインの方向性を定めましょう。渡す場面や相手を想像すると、必要な要素も定まってきます。
例えば、新規顧客担当の営業職であれば、氏名を目立たせたり顔写真を入れて、名前と顔を覚えてもらいやすくします。また、渡す相手の年代が幅広い場合は文字を少し大きめにしたり、外国の方が多い企業なら氏名にローマ字を添えるなどの工夫も考えられます。

【 要素の優先順位を決める 】
名刺を構成する要素の優先順位を決めることも重要です。
具体的には、名刺において重要な氏名を中央や、左上部に大きく(太く)目立つように配置し、次いで企業名や店舗名、役職、住所や電話番号などの連絡先を順に配置しましょう。営業職であれば携帯電話の番号を強調するなどの工夫も必要です。
逆に、優先度の低い要素は思い切って省くことも大切です。例えば、大きすぎるロゴ、過剰な事業紹介、不要な拠点情報は名刺には不要です。

【 同じ要素をまとめる 】
近しい性質を持つ要素をグルーピングして配置することで、直感的に情報を把握しやすくなる効果があります。
具体的には、「所属部署、役職、氏名」「連絡先(住所、電話番号、メールアドレスなど)」をそれぞれグループでまとめます。同じグループはフォントや大きさを揃えることで、視認性を高められます。

【 余白を十分に設ける 】
余白を十分に設けたデザインは、名刺全体をすっきりと見せる効果があり、視認性を向上させるための大切なポイントといえます。余白は無駄なスペースではなく、文字を際立たせるためのデザインの一部だと認識しましょう。
なお、QRコードを配置する場合、その周囲に4セル分(2~4mm)の「クワイエットゾーン」という余白を確保することを忘れないようにしてください。

【 フォントを統一する 】
名刺に用いるフォントは1、2種類に限定し、ビジネスシーンにおいてよく使われる明朝体かゴシック体で揃えます。特別な事情がない限り、フォントは奇抜なものは避けましょう。

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印刷会社に発注する
印刷品質は、名刺のデザインの成功を左右する大事なポイントであることを忘れてはいけません。名刺の印刷は、よほどの急ぎなどでない限りは印刷会社に発注するようにしましょう。近年はネット印刷で高品質な名刺が安く手に入ります。
用紙についても印刷会社が推奨するスタンダードな厚み、紙質のものを選ぶのが良いでしょう。
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デザインテンプレートの利用もおすすめ
ここまでのルールを踏襲すれば、名刺デザインで大きな失敗は無くせるはずです。
ただし、一から自分で作るのは不安、手間をかけられないという方には「デザインテンプレート」を使う方法もおすすめです。デザインテンプレートとはあらかじめデザインがレイアウトされたフォーマットのことで、文字や画像を入れ替えるだけで誰でも簡単に本格的な名刺デザインを作ることができます。
デザインテンプレートはWebサービスや印刷会社各社が展開しているので検索してみると良いでしょう。当社でも名刺の無料デザインテンプレートを提供しており、デザインが完成した後はそのまま高品質な印刷発注までワンストップで行えるのでおすすめです。

名刺はデザインの基本ルールを押さえて作成しよう
いかがでしたでしょうか。名刺デザインのやってはいけない例を参照しながら、基本的なルールを解説しました。名刺のデザインは、情報やデザインをすっきりとまとめ、できるだけシンプルにすることがコツです。慣れないうちは「デザインテンプレート」を使うのも良いでしょう。プロが作成したデザインを元に、誰でも簡単に、基本を押さえた名刺を作成することができます。
また、名刺は印刷の仕上がりも含めてデザインが完成します。質の良い用紙と、綺麗な印刷をもって初めてビジネスにおける顔としての役割を持ちます。この機会に、印刷品質にもこだわってみましょう。
当社の名刺印刷は、280線(オフセットの場合)の高精細印刷と、豊富な用紙ラインナップが特長です。また、ビジネス名刺に使えるデザインテンプレートも多数ご用意しておりますので、ぜひご利用くださいませ。
名刺のデザインに関するよくある質問
名刺のデザインでやってはいけないことは?
情報の詰め込み、奇抜な配色、読みにくいフォントなどです。
名刺は渡す相手のことを考えて、シンプルで読みやすいデザインを心がけましょう。

























