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色を見る時の基礎知識|印刷とモニターの色あわせ
Vol.1環境光の整備
みなさん、印刷の色とモニターの色が同じに見えたら作業がずっと快適になるのに…と考えたことはありませんか?
本格的にモニター調整をするとなると、専門知識や機器が必要となってきます。しかしそこまでではなくても、誰にでも簡単にできる調整方法があります。調整方法を分けてみると…
- 環境光の整備
- モニター調整
- Adobe製品のカラー設定
この3項目について順に解説していきますが、まず今回は環境光の整備です。
はじめに、パソコンの前に座る前、モニターが置かれている環境に目を向けてください。窓からの外光が映り込んでいたり、自分の服の色が映り込んではないですか?いくら、モニターの表示が正しく設定されていても、外からの影響で変化してしまうようでは意味がありません。光環境を適切にするために下記のポイントをおさえてください。
色調作業に適したモニターを使用する。
1に反する不適合モニターとは、コントラスト・ブライトネス調整のできない機種、ノートパソコンや低視野角の液晶モニターになります。また、見る角度を少し変えると画面の濃さや色見が変化するようなモニターは不可です。
- 外光が映り込まない場所にパソコンを設置する。
- 目線がモニターと垂直になる角度に調整する。
モニターに無彩色のフードを付ける。
フードは、有ると無いとではかなりの差がでます。もちろん手作りで構いませんので、せめて色調作業時だけでも付けることをおすすめします。
高演色AAA昼白色もしくは3派長型昼白色タイプの蛍光灯を使用する。
簡単に用意できるものではありませんが、できることならば、購入することをおすすめします。この蛍光灯を使用することによってモニターだけでなく印刷物に対しても、今以上に正確な色で見ることができます。