「ホワイトインキ×特殊紙」で魅せる、ワンランク上のパッケージ
「ホワイトインキ×特殊紙」で魅せる、
ワンランク上のパッケージ。
色紙、鏡面仕上げ、ラメ加工などの特殊紙には、
「ホワイトインキ」を使用した表現が可能です。
ホワイトインキと組み合わせることで、
よりデザインの幅を広げ、パッケージの魅力を引き出してくれます。

ホワイトインキの魅力とは?
通常の印刷では、白い紙にCMYKの4色インキを使って印刷します。そのため、「白」は紙そのものの色を活かして表現されています。
しかし、ホワイトインキが使える特殊な用紙を使うことで、印刷の表現は一気に広がります。
例えば、「ホワイトインキのみを使用した表現」、「CMYKとホワイトインキを組み合わせた表現」、「ホワイトインキを下地にしたグラデーション表現」など、使い方次第でさまざまな見え方を演出できます。
また、色紙や鏡面仕上げ、ラメ加工などが施された特殊紙にCMYKの4色のみで印刷した場合、紙の色が透けてしまい、写真や色の鮮やかさが損なわれることがあります。そんなとき、CMYKの下にホワイトインキを敷くことで、色をしっかりと再現でき、印刷物の完成度がぐっと高まります。ホワイトインキを使うことで、今までにない表現や質感のデザインを実現することができます。
〈 下地にホワイトインキを使用しない場合 〉
ブラウンカード(イメージ)
〈 下地にホワイトインキを使用した場合 〉
用紙が違うと同じ濃度でも発色や見え方が異なりますので、事前に試作サービスのご利用を推奨しております。
ホワイトインキ対応特殊紙
当社パッケージ印刷でホワイトインキが使用できる特殊紙は「スペシャリティーズNo.314(鏡面)」、「スペシャリティーズNo.901(ラメ)」、「ブラウンカード」、「アスカF」の4種です。
それぞれの用紙の特徴や作成例を交えてご紹介します。
ホワイトインキのデータ作成方法は?
白インキの使用には、ホワイト版レイヤーの作成が必要です。また、ホワイト版は、必ずグレースケール(K)で作成してください。グレースケールの濃度がそのまま白インキの濃度になります。下地などで利用される場合は、基本的には「K100%」で必ず「同座標」に作成してください。
ホワイト版を使用しない場合でも印刷は可能なため、データ自体に問題はありません。よって、データチェック時にご連絡はいたしませんので、仕上がりイメージを十分にご確認の上、ご入稿ください。

〈 同座標にホワイト版(K100%)を配置した場合 〉

CMYKレイヤー

ホワイト版レイヤー(K100%)

仕上がりイメージ
〈 異なる座標にホワイト版(K100%)を配置した場合は意図しない仕上がりになります 〉

CMYKレイヤー

ホワイト版レイヤー(K100%)

仕上がりイメージ
ポイント
細かな文字や繊細なデザインに対してホワイト版を下地として使用する場合、ズレにより、下地のホワイト色がのぞく場合がありますので、ホワイト版をプロセスデータの絵柄や文字より-0.1mmオフセットする事で、回避できます。
【手順】
- 「効果」メニュー → 「パス」 → 「パスのオフセット」
- 「オブジェクト」メニュー → 「アピアランスの分割」

ホワイトインキを使用した
デザイン【応用編】
ホワイトインキ使用箇所の使い分けをすることでさまざまな表現が可能となり、
ロゴデザインひとつ取っても、アイデア次第でデザインの幅が広がります。
〈 ロゴの下地すべてに使用した場合 〉

デザイン

ホワイト

仕上がりイメージ
〈 ロゴの一部分のみに使用した場合 〉

デザイン

ホワイト

仕上がりイメージ
〈 ホワイトインキだけを使用した場合 〉

ホワイト

仕上がりイメージ
〈 抜きのデザインで使用した場合 〉

ホワイト

仕上がりイメージ
加工オプションで、更に付加価値のあるパッケージに!
今回ご紹介している用紙は、そのままでも十分に特徴的な用紙ですが、加工オプションと組み合わせることで、紙の風合いやイメージが大きく変わります。
デザインやご利用用途に合わせて、更に付加価値を付けてはいかがでしょうか。
このほかにも様々な加工オプションをご用意しております。
個性的なパッケージづくりをお手伝いいたしますので、ぜひご検討ください。
併用できない組み合わせもございますので、あらかじめご留意ください。
加工オプション一覧を見るいかがでしたでしょうか。
いつもとは一味違ったワンランク上のパッケージを作るなら、
ホワイトインキが使える特殊紙をぜひご利用ください。
パッケージ印刷(紙箱・化粧箱)
受付時間:9:00〜19:30
入稿の受付日も営業日・営業時間に準じます。


























