DTP／印刷の基礎知識印刷用紙のご説明

印刷するときの用紙の選択は印刷物の仕上がりに多大なる影響を与えます。このページで、当店で現在ご利用不可能なものもございますが代表的な用紙を説明いたします。

用紙が違えば、インクの乗りやインクの反射率が異なります。このため全く同じデータでも適切な用紙を選択されないと印刷結果が異なって思った感じにならない場合がございます。この点に注意をされて、紙を選択してください。当店の紙の種類のページにそれぞれの用紙の説明が書いてあるのでそちらも参照していただけると幸いです。

塗工紙とは、紙の表面に塗料を塗布することにより、白色度や平滑性、インクの受理性、または網点の再現性、印刷光沢、印刷不透明度などを高めた紙のことです。この紙は印刷物に、より質感や高級感を与えることができます。この塗工紙は、塗料の塗布量と、ベースになる紙の種類によって分類されます。

光沢を出した紙（グロス系と呼ばれています）は白紙光沢、印刷光沢とも高く、写真中心とした印刷に適しています。

光沢を抑えた紙（ダル・マット系）は文字中心の印刷に適しています。ダル系の紙は白紙の部分の光沢のみを抑え、マット系の紙は白紙、印刷の両光沢を抑えたしっとりとした風合いになります。