オプションのデータ作成注意点トムソン(型抜き)

対応アプリケーション

Adobe Illustrator ~CS6・CC

  • トムソン罫線は、ベクトルデータのみで作成してください。
  • PDFやJPGなどの画像データ、Office形式は対応外です。

トムソンデータの指定方法

トムソンデータは、線幅0.1mmの実線で(カット線=K100%、折りスジ=C100%、ミシン=M100%で作成してください。


トムソンデータを作成する

トムソンデータは「トムソン」レイヤーに作成してください。

「トムソン」レイヤー

トムソンデータの指定イメージ

デザインを配置する前に必ずご確認ください

デザインデータとトムソンデータはレイヤーで分けて作成してください。レイヤーがまとまめられていると、デザインデータとトムソンデータの区別ができません。
デザインデータにトムソン罫線が入っている場合、そのまま印刷されてしまいます。

デザインを配置する

デザインデータはトムソンデータと同座標(同じ位置)で、「デザイン」レイヤーに配置してください。

「デザイン」レイヤー

デザインレイヤーをトムソンデータと同座標で配置

お客様にて必ず型抜き後の見本を作成していただきご確認ください。当社ではトムソン加工後の組み立てなどの検証は承っておりません。

製造・再現ができないトムソン形状

トムソンでは刃を折り曲げて形を作るため、細かい部分の厳密な再現はできません。
以下のような形状は、データ修正のお願いや製造をストップする場合がございます。細かい部分の再現性をお求めの方は、レーザーカット加工をおすすめいたします。

  • 鋭角・細かい形状は厳密に再現できません。

    刃を曲げて型を作成するため丸みをおびます。型が作成できない場合は、データの修正をお願いする場合がございます。

    鋭角・細かい形状は厳密に再現できません

    鋭角・細かい形状は厳密に再現できません

  • 孔の直径は2mm以上で作成してください。

    孔の直径は2mm以上で作成してください

  • 罫と罫との間は2.5mm以上の間隔が必要です。

    罫と罫との間は2.5mm以上の間隔が必要です

  • 2丁以上の場合はカット罫同士の間隔を16mm以上離してください。

    間隔がないとカス取りができません。

    カス取りとは不要な箇所は取り除く工程です。

    2丁以上の場合はカット罫同士の間隔を16mm以上離してください

  • スジ罫線は山折のみとなります。

    両面から加工することができないため、山谷の混在はできません。

    スジ入れのイメージ

    スジ罫線は山折のみとなります

  • 加工罫線が曲線で作成されている。

    ミシン、スジ罫線は原則直線のみ対応しています。曲線をご希望の場合は、ご注文前に必ずコンタクトボードより形状確認のお問い合わせをお願いいたします。

    ミシン、スジ罫線は原則直線のみ対応しています。曲線をご希望の場合は別途ご相談ください

    ミシン、スジ罫線は原則直線のみ対応しています。曲線をご希望の場合は別途ご相談ください

入稿前にお確かめください。よくあるデータトラブル

  • デザインレイヤーにトムソン罫線が残っている。

    デザインレイヤーに配置されているデータは印刷されます。トムソン罫線など印刷されては困るオブジェクトがデザインレイヤーに残っていないか確認してください。

    当社ではレイヤーの分版作業や罫線有無の確認は行っておりません。

    トムソン罫線など印刷されては困るオブジェクトがデザインレイヤーに残っていないか確認してください

    レイヤーが分かれていない。

    デザインレイヤーに配置されているデータは印刷されてしまいます

    トムソン罫線も印刷されます。

  • 加工罫線が当社規定で作成されていない。

    罫線は1本線で作成し、用途に沿った色で作成してください。

    カット=K100%、折りスジ=C100%、ミシン=M100%で作成してください。

    線種が全て同じ場合、加工内容が判別できません。

    線種が全て同じ場合、加工内容が判別できません。

    ミシン線は破線ではなく実線で作成してください。

    ミシン線は破線ではなく実線で作成してください。

  • 加工のズレ。

    加工時には±1mm~3mm程度の誤差が発生します。フチを切り落とすようなデザインには必ず塗り足しを伸ばしてください。また、切れてはいけないもの(例えば文字など)は2mm以上内側に収めてください。

    塗り足しが十分確保されている

    塗り足しが十分確保されている例

    カットパスと絵柄の間隔が2mm以上確保されているため加工時のズレも目立たない。

    塗り足しがない

    塗り足しがない例

    絵柄に塗り足しがない場合や、カットパスと絵柄の間隔が2mm以下の場合、加工時のズレにより絵柄が切れてしまう。

    文字までの間隔が確保されている

    文字までの間隔が確保されている例

    カットパスと文字の間隔が2mm以上とれているため加工時のズレも目立たない。

    文字までの間隔が確保されていない

    文字までの間隔が確保されていない例

    カットパスと文字の間隔が2mm以下のため、加工時のズレにより文字が切れてしまう。

  • 異なる種類の罫線は重ねないでください。

    図のようにカットとスジ罫線が重なっていると判別がつかないため、型抜きが行えません。

    カット罫とスジ罫を使用した例

    【折り込む加工の場合】

    折り込む加工の場合
    OKの場合

    完成データの状態

    カット罫とスジ罫が重ならないようにデータを作成してください。

    折り込み加工 OKの場合 完全データの状態のイメージ

    カット罫

    折り込み加工 OKの場合 カット罫レイヤーのイメージ

    スジ罫

    折り込み加工 OKの場合 スジ罫レイヤーのイメージ
    NGの場合

    完成データの状態

    罫線が重なっていると、カット罫とスジ罫が判別できなくなります。

    折り込み加工 NGの場合 完全データの状態のイメージ

    カット罫

    折り込み加工 NGの場合 カット罫レイヤーのイメージ

    スジ罫

    折り込み加工 NGの場合 スジ罫レイヤーのイメージ

    【くり抜く加工の場合】

    くり抜く加工の場合のイメージ
    OKの場合

    完全データの状態

    カット罫とスジ罫が重ならないようにデータを作成してください。

    くり抜き加工 OKの場合 完全データの状態のイメージ

    カット罫レイヤー

    くり抜き加工 OKの場合 カット罫レイヤーのイメージ

    スジ罫レイヤー

    くり抜き加工 OKの場合 スジ罫レイヤーのイメージ
    NGの場合

    完全データの状態

    罫線が重なっていると、カット罫とスジ罫が判別できなくなります。

    くり抜き加工 NGの場合 完全データの状態のイメージ

    カット罫レイヤー

    くり抜き加工 NGの場合 カット罫レイヤーのイメージ

    スジ罫レイヤー

    くり抜き加工 NGの場合 スジ罫レイヤーのイメージ

トムソンデータ作成についてよくあるご質問

  • 希望しているトムソン加工が対応可能か確認してほしい

    続きを見る

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