特定商品のデータ作成注意点中綴じ冊子印刷

中綴じ冊子は真ん中を針金で綴じる方式。雑誌などにも使われる一般的な製本方法で、ページが開きやすいのが特徴です。小冊子やパンフレットなど比較的ページ数が少ない冊子印刷に向いています。
ページ数は8ページから、12ページ、16ページ、と4ページずつ増えていきます。

丁合 針金とじ

データの作成方法

全8ページ中綴じ冊子を例に作成方法を説明します。

Illustrator・Photoshopの場合

Illustratorのテンプレートはこちら
  • データはできるだけ2ページ毎の見開きで作成してください。
  • ページ順が分かるように、ファイル名にページ番号をつけてください。
左綴じ表紙のイメージ
左綴じ

左から右へページが進行します。本文が横書きの場合に多く利用されます。

Illustrator・Photoshop左綴じ表紙データの例
右綴じ表紙のイメージ
右綴じ

右から左へページが進行します。本文が縦書きの場合に多く利用されます。

Illustrator・Photoshop右綴じ表紙データの例
〈 ページ順の指示について 〉

印刷範囲内にノンブルがない場合は、トンボの外側にページ番号を記載してください。

ページ番号の指示
〈 PDFで入稿の場合 〉

PDFでご入稿の場合はPDF/X-1aの形式に書き出してください。

作成方法

「単ページ」「見開き」どちらの書き出し方法でも対応可能です。

InDesignの場合

見開き設定をオンにして、ページサイズは仕上がりサイズ(単ページ)に設定してください。

InDesign

InDesignの見開き設定
左綴じ表紙のイメージ
左綴じ

左から右へページが進行します。本文が横書きの場合に多く利用されます。

IndDesign左綴じ冊子データの例
右綴じ表紙のイメージ
右綴じ

右から左へページが進行します。本文が縦書きの場合に多く利用されます。

IndDesign右綴じ冊子データの例
〈 PDFで入稿の場合 〉

PDFでご入稿の場合はPDF/X-1aの形式に書き出してください。

作成方法

レイアウトの注意点

冊子は製本後に天地(上下)と小口側を断裁して仕上げますが、わずかに断裁位置のずれが起こります。中綴じ冊子では、厚い紙の場合やページ数が多い場合、内側のページほどサイズが短くなります。必要な文字やデザインは仕上がり位置よりも3mm以上内側へ配置してください。

必要な文字やデザインは仕上がり一よりも3mm以上内側へ配置
内側のページほど端の文字が切れやすい

片観音表紙でご注文の場合

例:A4サイズの冊子の場合(右綴じ)

仕上がりは、表紙が中面より少し短くなります。
これは断裁の際に切り落とされないためなのでご了承ください。

表1
片観音裏 表2 表3

ご入稿データは下記のようになります。

表紙(外側面)

片観音表 表1 綴じ位置 表4

裏面(中側面)

表3 綴じ位置 表2 片観音裏
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