アプリケーション別ガイドAdobe Photoshop

データ作成時の注意点

カラー設定 アプリケーションのカラー設定

画像をRGBからCMYKに変換するとき等に、CMYKの数値を決定づける非常に重要な設定です。

DTPで使用するそれぞれのアプリケーションのカラー設定が、適切な設定で統一されていないと、意図せずデータの色が大きく変わってしまうことがあります。
ここではオフセット印刷を前提とした、おすすめのカラー設定をご紹介します。

個別のカラー設定は「編集」メニュー → 「カラー設定」でおこないます。

推奨カラー設定

アプリケーションのカラー設定は以下が推奨です。

作業用スペース

[RGB]Adobe RGB(1998)

[CMYK]Japan Color 2011 Coated

IllustratorやPhotoshopには、あらかじめいくつかのカラー設定がプリセットとして用意されていますが、「Japan Color 2011 Coated」はプリセットに組み込まれていないため、任意で設定する必要があります。
Bridgeを使用してカラー設定を管理する場合は、任意の名前を付け設定を保存してください。

推奨カラー設定

アプリケーション間のカラー設定の統一(Adobe Bridgeの使用)

アプリケーションによってカラー設定が異なると、同じ画像を使用していても、作業の途中で大きく色が変わってしまうことがあります。アプリケーションのカラー設定は統一することをお勧めします。

特に画像を埋め込む際には注意が必要です。RGB画像がCMYKカラーのデータに埋め込まれると、データの内部で「カラー設定」に基づいてCMYK変換がおこなわれます。また、EPS形式以外の画像がリンクで配置されたIllustratorデータを保存をするときに「配置した画像を含む」にチェックが入っていると、保存時に画像が埋め込まれ、同様にCMYK変換がおこなわれます。
Adobeアプリケーション間のカラー設定を一括で同期できるAdobe Bridgeで一元管理することができます。

「編集」メニュー → 「カラー設定」

Adobe Creative Suiteのカラー設定
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