アートフェア京都2011 - イベントレポート - &グラフィック -

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現代美術作家グループ展「明日はわからへん。」

2011年5月、京都市中京区のホテルモントレ京都で、新しいスタイルのホテル型アートイベント・商談会「アートフェア京都 2011」が開催されました。2回目の開催となった今回は、昨年より規模を約二倍に拡大し、約60の出展者が勢揃い。会場の入場料は2,000円で、それが作品を購入すると代金から差し引かれるデポジットとなっているため、ただの展覧会に終わらず、あくまでもビジネスの場として成立させるために有効な手法となっています。当社は印刷協力という形でこのイベントを支援させていただきました。また、展示場の1室を借り、「ジークレー・ド・グラフィック」によって制作された3人の作家の作品を中心に出展・販売を行ないました。

ホテルの部屋がそのままアートスペースに。

イベント写真:01

ホテルモントレ京都の4・5階の2フロアーに渡って、京都、大阪、東京をはじめ全国から集まった美術商、ギャラリー、関連企業が、各部屋で独自の趣向の展示を行いました。通常の客室を使った展示なので、壁面はもちろんベッドやバススペースにもぎっしりと作品が展示されました。部屋に入るたびに各店のオリジナリティあふれる展示方法が目を引き、来訪者は最後まで飽きずに展示室を回ることができます。通常の美術館やギャラリーでの展示と異なり、気軽に作品に近づけるのも魅力で、一日を通してたくさんの来場者で賑わいました。

イベント写真:02

イベント写真:03

ジークレーにふさわしい、3人のアーティストとのコラボレーション。

当社は4階・420号室での出展・展示となりました。今回の展示には、ジークレープリントによって自らの作品に新しい表現スタイルを求める3人のアーティストとのコラボレーション。その作品の展示・販売を中心に行いました。出展概要は以下の通りです。

イベント写真:04

松山 敏(写真、デジタルアート)
ハワイの風景をモチーフに、3900万画素の巨大デジタルカメラの画像を500枚も合成して作られるデジタルアート。その色彩の美しさや光の輝きを再現するために「ジークレー・ド・グラフィック」のアクリルマウントとメタリックペーパーの組み合わせにたどり着きました。

イベント写真:04

垂谷知明(絵画、ミクストメディア)
細かい粒や独特の色彩の中に不思議な生き物が躍る。自身の体験を写真や資料として「タルタニ図書館」に所蔵し、そこから独特の作品世界を生み出す気鋭のアーティスト。ジークレープリントの極彩色のベースに、自ら樹脂やラメ等を用いて加筆する「ミクストメディア」で新しい表現にチャレンジしました。

イベント写真:04

Houxo Que(ペイントインスタレーション)
ライブペインティングの手法で蛍光塗料を使って自在に描かれる作品は、狂おしく美しく、また艶めかしい光を放っています。高彩度のジークレープリントとメタリックペーパーが作品のカギとなる蛍光色を、アクリルマウント加工が艶と奥行きを見事に表現しました。

イベント写真:01

3人の作品のほか、当社のアートコミュニティサイト「アットクリエーターズ」の人気作家によるオリジナルグッズの販売も行ないました。また当社の取材班が会場入りした5月20日には、出展作家の垂谷知明氏が会場に駆けつけ、その場で自らの作品について解説。ファンとの楽しいコミュニケーションのひと時となりました。

イベント写真:02

イベント写真:03

京都発の国際的アートマーケットを目指して。

今回のイベントについて、主催者であるアートフェア実行委員会代表の石橋圭吾氏にお話を伺いました。

石橋氏:実はここに来られる方の多くがお泊まりいただいて、何日もかけて京都観光をしつつアートを楽しんでいます。京都には古くからの寺社仏閣がたくさんある観光都市ですが、そこに現代的なアートビジネスも共存することが可能です。アートを中心にした京都観光によって街の経済全体も盛り上がるという、既にその兆しが見えていて、これから回を重ねて10年ほどで、京都が国際的なアートマーケットになることを目指して取り組んでいきたいと思います。

イベント写真:02

アートフェア実行委員会代表
石橋 圭吾 さん
1973年東京生まれ。同志社大学入学以来、京都の地で音楽、写真、デザイン、アートと社会との接点をつくり続ける。2001年7月、ニュートロンをオープン。有限会社ニュートロン代表取締役であり、アートフェア京都の総合ディレクションを勤める。
アートフェア京都 : http://www.artfairkyoto.com/

「二年目は二倍で日本最大。」第2回目のアートフェア京都に掲げられたキャッチフレーズは、京都でのアートマーケット発展を予感させるものとなりました。当社で昨年より取り扱いを始めた「ジークレー・ド・グラフィック」も、アートを身近にする現代のプリント手法。これからもアートマーケット活性化のための商品開発や提案ができるよう、アートビジネスシーンの動きをリアルタイムに捉えながら取り組んでいきたいと思います。

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