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冊子の作り方|手作りで簡単に制作する方法

冊子の作り方|手作りで簡単に制作する方法

近年、オリジナルの本や作品集を作って楽しむ人が増えています。写真や文章の編集ソフトや、高性能なプリンターが普及したことにより、個人で冊子を作ることが一般的になってきました。
本記事ではこれから冊子を作る方に向けて、冊子を自作する方法をご紹介。冊子制作における基礎知識に加え、よりクオリティの高い冊子を作る方法を解説します。

作成前に検討すること

冊子を制作する前に、まずはページ数や製本方法など、仕様に関わる部分を決めておきます。

【 ページ数と向きを決める 】

まずはページ数と向きを決めます。冊子のページ数は基本的に4の倍数で構成されます。載せたい内容を何ページに割り振るか、おおよそのボリュームの検討をつけましょう。
また、冊子の向きは、文字が横書きなら左綴じ、縦書きなら右綴じとするのが一般的です。

一般的な冊子の綴じ方向は「左綴じ」「右綴じ」のいずれかが主流です

【 製本方法を決める 】

製本方法は目的やページ数に応じて適切なものを選びます。手作りの観点では、手軽さやコスト面から以下の2種類から選ぶのが良いでしょう。

中綴じ
見開きの中央をホチキス止めする、冊子として一般的な製本方法です。製本が容易であり、制作コストが低い、見開きいっぱいにページを開けるなどのメリットがあります。基本的には64ページ以下の、写真や図を大きく見せたい場合に向いています。
無線綴じ
ページの背になる部分に糊を付けて綴じる方法です。背表紙があるのが特徴で、100ページを超えるような厚みにも対応できます。また、強度が高く、高級感を演出することができます。
製本方法中綴じ無線綴じ
イメージ中綴じ冊子はホチキスで背を留める製本無線綴じ冊子は接着剤で背を固める製本
メリット・見開きいっぱいに開ける
・製本が簡単、コストが低め
・厚い本でも対応できる
・ページ構成が理解しやすい
デメリット・厚みのある場合に向かない・製本に手間がかかる、コストが高め
主な用途カタログ、パンフレットなど教科書、文庫本など

【 サイズを決める 】

冊子の仕上がりサイズもこの段階で決めておきましょう。冊子のサイズは判型(はんがた、はんけい)という定型サイズに従うのが通例で、用途によって主流のサイズがあります。
例えばカタログやパンフレットであれば、大きく写真を載せられる「A4/B5」サイズが一般的です。少し小さめのハンドブックや説明書なら「A5」、小説や文庫サイズなら鞄に入れて持ち運びのしやすい「A6/B6」が用いられます。
冊子のサイズはデザインやページ数にも影響するのであらかじめ決めておくようにしましょう。

代表的な冊子サイズ(A4、B5、A5)代表的な冊子サイズ(B6、四六判、新書判、A6)

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冊子の作り方

ここから具体的な冊子の制作手順を解説していきます。

【 面付をする 】

「面付(めんつけ)」とは、製本する際に冊子のページ順序が正しくなるように原稿を印刷用紙に配置していくことです。印刷の際には正しく面付けされた原稿を用意する必要があります。
面付けの順序は中綴じと無線綴じで異なります。それぞれの製本方法にあった原稿の順序を割り振りましょう。
なお、ここでは、1枚の用紙に対して片面2ページずつ面付けする方法でご紹介します。

中綴じ冊子の面付
中綴じ冊子は見開きの紙を中央で綴じるため、「表紙と裏表紙」のように、前と後ろから順に対になるような組み合わせを1枚の用紙に印刷します。
実際に冊子を制作すると理解がしやすいのでおすすめです。まずは紙を必要なページ数分重ねて二つ折りの状態を作り、表紙から順に番号を割り振っていきます。一通り終わったらこれらを見開き単位にばらし、ページ番号に合わせた原稿を作成していきます。
  • 紙を重ねて二つ折にする

    1紙を重ねて二つ折にする

  • ページ番号を書く

    2ページ番号を書く

  • ばらして原稿を作成する

    3ばらして原稿を作成する

無線綴じ冊子の面付
無線綴じ冊子は表紙・裏表紙と本文を別で作成します。まず、二つに折った紙を順番に重ねて本文とします。続いて表紙・裏表紙となる紙で本文をくるみ、綴じ方向に合わせて順番にページ番号を割り振ります。
その後、中綴じと同様、見開き単位にばらし、番号順に従って原稿作成へ進めます。
  • 本文の紙を重ねる

    1本文の紙を重ねる

  • 表紙でくるむ

    2表紙でくるむ

  • ページ番号を書き、ばらして原稿を作成する

    3ページ番号を書き、ばらして原稿を作成する

【 原稿を作成する 】

いよいよ原稿の作成に入ります。面付で配置した順序に従い、各ページの原稿を作成していきます。デザイン制作に慣れた方であればIllustratorやPhotoshopが便利ですが、WordやExcel、PowerPointといったOffice系アプリケーションでも作成することができます。
原稿作成時の注意点として、製本方法によっては原稿の端が切れてしまうなどがあるため、以下の点に注意しましょう。

中綴じ冊子の原稿作成
中心に近いページでは、重要な情報は冊子の開く部分(小口)から距離を空けて(目安は3mm以上)配置しましょう。これは用紙やページ数の関係で厚みが出る場合に、中心に近いページほど外側に用紙がはみ出し、最終的に仕上げの段階でカットされてしまうためです。
中綴じ冊子では、重要な情報は小口から3mm以上距離を空けて配置しましょう
無線綴じ冊子の原稿作成
無線綴じ冊子は構造上、綴じ箇所に近い部分(ノド)が開きにくいため、重要な情報はノドから間隔をあけて配置するようにしましょう(目安は10mm以上)。
無線綴じ冊子では、重要な情報はノドから10mm以上の間隔を空けて配置しましょう

【 印刷する 】

原稿が完成したら印刷を行います。面付作業時のページ順に基づき、見開き単位、両面印刷で原稿を印刷していきます。コンビニのマルチコピー機なら冊子専用の印刷モードがあり、画面上でページ順を指定することができます。先ほどの面付作業が不要となり、間違いも防げるので便利です。

コンビニのマルチコピー機なら冊子専用の印刷モードが使えるので便利です

なお、印刷以降の工程を印刷会社に依頼する方法もあります。面付作業が不要で、原稿を見開き単位でデザインすることができます。また、なんといっても印刷会社ならではの、クオリティの高い冊子に仕上げることが可能です。後述する「ネット印刷」サービスなら印刷費用も比較的安く、用途やデザインに合わせた様々な用紙なを選ぶことができます。オンデマンド印刷であれば1冊からでも作成可能なので是非検討してみましょう。

【 製本する 】

印刷が完了した見開きの用紙を製本していきます。

中綴じ冊子の場合

準備物:ホチキス(ステープラー)、カッター、定規

印刷した原稿を重ね、真ん中の位置で折り目を付けます。続い表紙側から内側に向かって、折り目に沿う方向でホチキスで2箇所をとめます。基本的にはこれで完成ですが、ページ数が多い場合、 冊子の中ほどのページが表紙からはみ出てしまうことがあります。その場合は定規を当ててカッターで余分な紙を切り落とすと綺麗に仕上がります。
なお、文具店や100円ショップでは中綴じ製本に便利な、針の方きが回転するホチキスも販売されているので探してみると良いでしょう。

  • 印刷した原稿を重ねる

    1印刷した原稿を重ねる

  • 表紙側からホチキスをとめる

    2表紙側からホチキスをとめる

  • 余分な紙を切り落とす

    3余分な紙を切り落とす

無線綴じ冊子の場合

準備物:クリップ×2個、木工用ボンド(糊)、カッター、定規

印刷した本文の用紙を二つに折り、ページ順になるよう重ねます。この状態でクリップを使って固定し、背の部分を木工用ボンドで糊付けします。その後、表紙用の用紙で本文を包み込むようにして背の部分を接着します。最後に小口面の余分な部分を定規とカッターを使って切り落として揃えれば完成です。

  • 印刷した原稿を重ねて
クリップでとめる

    1印刷した原稿を重ねて
    クリップでとめる

  • 背の部分を糊付けし、表紙用
の紙で本文をくるむ

    2背の部分を糊付けし、表紙用
    の紙で本文をくるむ

  • 余分な紙を切り落とす

    3余分な紙を切り落とす

手作りする場合のメリット・デメリット

上記の工程で、手作りでも冊子を作ることができます。手作りのメリットとしては手軽にできること、数冊程度なら印刷費用が手頃である点です。面付や製本の工程は少し難しいですが、慣れてしまえばいつでもオリジナルの冊子が作れるのでに役に立つでしょう。

一方で、手作りのデメリットとしては、制作に手間がかかることや、多くの部数が必要な際にコストが割高になってしまう点です。また、仕上がりのクオリティが求められるような商用利用目的にも不向きです。その場合は、後述のネット印刷の活用を検討しましょう。

冊子の制作はネット印刷が便利!

商用利用目的や、一定の部数が必要な冊子の制作ならネット印刷の利用がおすすめです。
ネット印刷であれば、部数やページ数が多くなるほど印刷コストが手作りよりも安くなります。さらに面付から印刷の工程を全て任せることができるので、印刷ミスや制作の手間を抑えることができます。
また、自宅やオフィスのプリンターでは再現できない高い印刷品質と、しっかりとした高級感のある用紙や加工を使えるため、仕上がりのクオリティも各段に上がります。
印刷にかかる料金や日数はサイト上ですぐに表示されますので、ぜひ確認してみましょう。

グラフィックのネット印刷 冊子印刷

注意点として、ネット印刷を利用する際はデータの作成方法や対応フォーマットに指定があり、ある程度の知識やスキルが求められます。ただし、各社が配布しているテンプレートを利用したり、利用案内を確認しながら進めることができます。一度慣れてしまえば様々な印刷物の制作も可能になるのでぜひ試してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。冊子の作り方と、手作りにおけるメリット・デメリットをご紹介しました。
冊子の作り方や仕組みを知っておくと、ちょっとした資料や小冊子の製作はもちろん、印刷会社へ依頼する際の工程もスムーズになります。
本記事では手作りする方法を主にご紹介しましたが、商用利用などのしっかりとした冊子を作る場合はネット印刷の利用がおすすめです。

当社グラフィックのネット印刷サービスでも冊子印刷のご依頼を受け付けています。当社の冊子印刷は高い印刷品質とコストパフォーマンスが自慢です。特にフルカラー印刷に強く、カタログやパンフレット、写真・イラスト集の制作には多くのお客様に評価をいただいております。
冊子制作をご検討の際はぜひご利用くださいませ。

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